Number 0(Colorless green ideas sleep furiously.)
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
―シリーズ概要―
◆Works:nullum et omnia
それぞれラテン語で「無の」・「全ての」といった意味をあらわします。このシリーズでは、時にたどたどしく、時に荒々しく、時に意思を持ったように、時に現実と夢のあわいに浮かぶように、舞い踊る線の旋律を楽しんでいただける作品をご用意しました。
一部の作品を除いて、抽象度の高い所謂「墨象」作品が並びますが、鑑賞の仕方はそれぞれです。どこかに文字の痕跡を探すもよし、線の持つ意味を考えるもよし、逆に意味を与えるもよし、作品を否定するもよし。
タイトルを付していないのは〇〇として見てほしいという作者の意図が入り込むのを防ぐため。どうか自由に鑑賞してください。同じ作品であっても、鑑賞者側の見るときの時間や気分によって変化しうるのも面白いかと。
意味を持たない(無nullum)墨象ゆえに、あらゆる解釈や感情の起伏を受け入れる(全omnia)。そんな作品群となることを期待しています。
―作品概要―
◆タイトル:Number0(Colorless green ideas sleep furiously.)
◆素材:紙に墨
◆作品サイズ:幅29.7cm×高21.1cm
◆裏打ち:未 ※商品画像のフレーム・装飾等は付属しません。
新シリーズの幕開けはこの作品からと決めていました。
訳すと「無色の緑の考えが猛烈に眠る」。
そう、つまり文法的には正しくとも、意味を成さない文章です。
言語学者ノーム=チョムスキーが論文で用いた表現ですが、一見すると意味を持ちそうな文章が持つ無意味性に、初めて見たときは困惑とともにその不思議さにじんわりと感動したことを覚えています。
意味を成さない文章ゆえに、そのことを雄弁に物語る文章。
無と有の境界に揺蕩うような趣深い文章から、このシリーズを始めたいと思います。
書道家海老原桂雄が書いた、直筆・一点物です。
同じものはこの世に二つとない、唯一無二の特別な作品です。
これから共に時を刻んでくださると嬉しいです。
―注意事項―
※作品は紙の特性上若干の大きさのゆがみがございます。
※PC・スマートフォン等お使いの環境により色合いの差異がございます。
―おしらせ―
オーダーメイド作品制作も承っております。ひとつひとつ丁寧に作っているため、お早目の納期には対応できかねますが、よろしければContactよりお気軽にお問い合わせください。