keiyu syo

みなさん、こんにちは。

今回は新コレクションリリースのご報告をさせていただきます。

9月17日(水)0:00より、新コレクションとして並べられる作品群のシリーズ名は「Works:nullum et omnia」。　

「nullum」と「omnia」はそれぞれラテン語で「無の」・「全ての」といった意味ををあらわします。このシリーズでは、時にたどたどしく、時に荒々しく、時に意思を持ったように、時に現実と夢のあわいに浮かぶように、舞い踊る線の旋律を楽しんでいただける作品をご用意しました。

一部の作品を除いて、抽象度の高い所謂「墨象」作品が並びますが、鑑賞の仕方はそれぞれです。どこかに文字の痕跡を探すもよし、線の持つ意味を考えるもよし、逆に意味を与えるもよし、作品を否定するもよし。

タイトルを付していないのは〇〇として見てほしいという作者の意図が入り込むのを防ぐため。どうか自由に鑑賞してください。同じ作品であっても、鑑賞者側の見るときの時間や気分によって変化しうるのも面白いかと。

意味を持たない（無nullum）墨象ゆえに、あらゆる解釈や感情の起伏を受け入れる（全omnia）。そんな作品群となることを期待しています。

いずれもインテリアに最適な墨象作品ばかりを集めたコレクションです。ご自分のお気に入りの一枚、ぜひ探してみてください。

引き続き、当ショップをどうぞ宜しくお願い致します。

keiyu/海老原桂雄